ダイアード瞑想とは、自分の心を深く探求するために、二人組で行う瞑想の手法です(ダイアード=二人組という意味の英語 dyad)。

いくつかの「問い」を、自分の身心に響かせながら探究することで、通常の思考パターンから離れることができ、自分自身への深い気づきや理解、受容が生まれやすくなります。

パートナーの自己探求をお互いに支えあうことで、人と人との信頼やつながりを体感する機会にもなります。

こんなひとにおすすめ:
☑頭のなかのもやもやをすっきり整理したい
☑雑念に翻弄されるマインドを落ち着かせたい
☑心の奥の声を素直に聴きたい
☑自分の思考や感情に客観的に観察したい
☑人と人とのつながりを体験したい
☑マインドフルな場を体験したい

所要時間:90分程度

進行、ファシリテーションの例(zoom利用):
①挨拶
②チェックイン (15分)
(一人ひとり、「呼ばれたい名前、今の気分、感覚など」を1分程度話してもらい、お互いの存在を確認する)
③ダイアード瞑想とそのやり方、今日の「問い」を伝える(10分)*下記
④全体で瞑想  (2分、省略可)
⑥二人ずつ“ブレイクアウトルーム”に分かれて、ダイアード瞑想をしてもらう(50分)
⑦全員が再集合してチェックアウト (15分)
(ダイアード瞑想の感想、今自分のなかにあること等を伝えて終了する)

ダイアード瞑想のやり方:

それぞれが、5分ずつ「問い」にこたえる形で、順番に話します。
・まず、聴き手が話し手に「問い」の言葉を伝え、5分間のタイマーをかけます。
・話し手は、その「問い」を聞いて、自分の身体や心がどのように応じているかに意識を向け、今自分に起きていること、自分のなかにあることを、ただそのまま言葉にしていきます(言葉にならない、言葉にしたくなければ、話さなくても大丈夫です。沈黙も大切にします)。
・聴き手は、100%の意識を話し手に向けます(できれば慈しみの気持ちと共に、そこにしっかりと存在しましょう)。うなずいたり、言葉を発したりはせずに、黙って話し手を受けとめます。
・タイマーが鳴ったら、話し手は話を終わりにします。
・お互いに感謝を伝え、役割を交代します。
・この繰り返しを4セット行います。
・4セット終わったら、お互いに短くシェアを行います。


「問い」の例:


以下のようないくつかの問いを選んで順番に取り組むか、または同じ問いを繰り返すことで探究を深めていくことができます。

・あなたは誰なのか、話してください
・他者とはなにか、話してください
・あなたは何に感謝していますか
・あなたは何を抑えていますか
・あなたの人生のよろこびについて、聴かせてください
・愛情や、やさしさは、あなたのなかにどのように息づいていますか
・ゆったりと、深い呼吸を行うと、あなたの身体や心には何が起こりますか
・静けさに身をゆだねてみると、あなたのなかにはなにが生じるでしょう。
・あなたが全てを受け入れ、リラックスしたら、どうなりますか
・あなたの心をあなた自身にオープンにすると、どんな感じがしますか
・奇跡が起きるとしたら、何が可能になるでしょう。
・この瞬間、新しくわきあがってくるものはなんですか
・私の中の命、あなたのなかの命、この命は何を切望しているでしょう
・あなたの存在すべてが愛で満たされたら、どのようになるでしょう
・命とはなにか、話してください
・愛とはなにか、話してください
・(ニーズの言葉、例「信頼」)は、あなたのなかでどのように息づいていますか

用意するもの:


タイマー、問いかけをメモする筆記用具など(zoomのチャットに書き込めば、参加者はメモをしなくても大丈夫です)


ダイアード瞑想のデモ(映像)