共感サークルとは何か
順番に自分のことを話すトーキング・サークル
共感サークルとは、集まった人たちの中で一人が「自分のエピソードを話す『話し手』」となり、それ意外の人全員が「話し手の感情やその奥にある大切にしたいこと(ニーズ)に焦点を当てながら聴く『聴き手』」となるトーキングサークルです。『話し手』と『聴き手』は、決められた時間の中で随時交代していきます。
共感サークル グランドルールの提案
- このカレンダー内で行う「共感サークル」のグランドルールとして提案しています。
- 基本的にオンラインの「共感サークル」を想定しています。
- サークルのホストが、独自の項目を提案することもあります。
① チェックイン、チェックアウト時には、次のいずれかの手段で参加してください。
「顔出し発言」
「顔なし声だけ発言」
「チャット機能で顔出し声出ししない旨を伝え、テキストで発言」
- 意図1:安心して参加できる安全な場をつくるため。どんな人が参加しているか相互に開示することが安心に役立つと考えています。
- 意図2:一人ひとりが「共感の場づくり」にコミット(意識的に参加、場作りをサポートする)する意識を持っていただくため。
② 共感サークルで出た話題は、このサークルの中に留めてください。
特に、他で話さない、書かない。たとえ、個人が特定されないような形でも外に出さない。 例外もあります。自分のエピソード(自分が提供した話題)であれば、どんな共感をもらい、それがどんなふうに役立ったのか自分の視点からどんどん発信してOKです。
③ 共感サークルでは、以下は【しない】ことをオススメしています。
- ことさら詳細な情報を聞き出すこと
- アドバイスをすること
- 聞き手が自分なりの解釈(決めつけ)を話すこと
- 自分の話にすり替えること
意図:話し手がじゅうぶんに「共感」を受け取り、味わうため。
●共感サークルでは「アドバイス」や「議論」をしない、そのワケは…
「話し手が純粋な共感を受け取る(話し手が自分自身の感情やニーズに寄り添ってもらえる)」場は、共感サークルの他には、ほとんどありません。言い換えれば「評価・判断」、「アドバイス」、「意味づけによるなぐさめ」、「議論」などは他の対話の場でも起こります。ユニークな「NVC共感の場」を話し手、聞き手がともに味わうために、あえて「良い、悪いの判断・評価」「アドバイス」等の発言は【しない】ことをオススメしています。